33年ぶりの病院食

So what

学生時代に受けた膝の手術の入院時以来の病院食。

めったに食べられないので楽しみにしていた。

限られたカロリー内で、栄養バランスを取りながら調理手法や味わいに変化を付けて、場合によっては患者別の用意もしなければならない。病院食ってすごい。

うす味も嫌いではない。入院中の全食とも完食、美味しく頂いた。

あと、お盆の左が温かくて、右が冷たくなっている仕組みを看護師さんに聞いてみた。

ひとつの庫内に仕切りがついて温と冷に別れているという。残念ながらそれごと周っているわけではなく見ることは出来なかったが、「温冷配膳車」で調べると天下のホシザキさんをはじめ、いろんなタイプの製品情報が出てきた。

温かいものは温かく、冷たいものは冷たくということが、味はもちろん、こんなにも食事の気分に差が出ることをあらためて感じて、すごい興味が湧いたもんで聞かずにはいられなかった。

最初に考えて製品化した人達すごいなー。知らないことがまだまだあるもんだ。


傷病名「左乳房上外側部乳がん」

手術名「左乳房部分切除術+左センチネルリンパ節生検」

手術の翌々日、入院4日で追い出された(笑)。

今のところ転移はなし、術後順調。

食い意地は変わらずながら、動いていないので量はやや控えめ。

乳首を残せたのはのはありがたい。

医療の進歩に感嘆感動しっぱなし。

部分切除にしたため、9月は放射線照射治療で平日毎日通院。

人生の話しのネタがまた増えていく。

体はもちろん、仕事や治療費、不安材料は山ほどあるが、ひとつひとつ淡々と向かうしかない。

支えてくれる家族、

快く調整してくれている職場、

想ってくれる友達、

生かされている全てに感謝しかない。

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